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近年、「地方創生×映画製作」という新しい映画の作り方が誕生しています。その先駆けの一つは、2017年、オール唐津ロケで取り組んだ大林宣彦監督『花筐/HANAGATAMI』。そして、久米島町で取り組まれている『おーるーブルー』。
監督の作品性に寄り添いながら、ふるさと納税などを活用し、地方創生を実現する新たな映画づくりの可能性と課題について、それらのプロデュースを手がけてきた甲斐田晴子シアター・エンヤ館長と、インディーズからメジャーまで幅広い作品のプロデュースを手がけてきた浅野プロデューサー、エンタメのリーガル専門家岡本健太郎弁護士のトークセッションを開催。
新しい映画製作のマネジメント、ファイナンス、権利問題など充実した内容で、KIFF2025で誕生した「シアター・エンヤ賞」背景などを知ることができます。
クリエイターの皆さんは、映画の製作に欠かせない資金調達や配給までの新しい可能性、そして、地方創生に関心のある方は、新たなフィルムコミッションの可能性を学べる絶好の機会です。

ートークセッション『映画×地方創生の新しい可能性』概要ー
■トークセッション:『映画×地方創生の新しい可能性』
■講師: 映画プロデューサー:浅野博貴、弁護士:岡本健太郎、シアターエンヤ館長:甲斐田晴子
■日時:2025年7月10日(木)14時~
■料金:1000円 ※ゲストパス・フリーパス対象
■会場:映画館「THEATER ENYA」
【ご予約はこちらから】
※ご予約なくても参加が可能です。
※先着順で満員になり次第、受付を終了します。
ー講師プロフィールー
■映画プロデューサー:浅野博貴
1949年生まれ。芸能プロダクションおよび映画の製作、配給等も行うT-artist(ティー・アーティスト)の代表。映画プロデューサーとして、『ヘブンズストーリー』、『モルエラニの霧の中』、『赤い雪 Red Snow』、『菊とギロチン』、『64 ロクヨン 前後編』、『夕方のおともだち』、『ホテルアイリス』、『TOCKA タスカー』、『ワタシの中の彼女』など多くの作品を手掛けている。
■弁護士:岡本健太郎
弁護士・NY州弁護士・証券アナリスト。骨董通り法律事務所 所属。ロイター通信社(日・英)などを経て、国内外のアート、エンタテインメント、デザイン法務に従事。神戸大学客員教授、一般社団法人Karatsu Culture Commission理事、 Japan Contents Blockchain Initiative監事、アカツキ社外監査役なども務める。趣味はリズムタップ、音楽鑑賞(70’s Soul)と茶道。
■シアター・エンヤ館長:甲斐田晴子
佐賀県唐津市生まれ。まちづくり会社・いきいき唐津(株)代表取締役。大林宣彦監督『花筐/HANAGATAMI』(2017)を唐津に誘致し、オール唐津ロケで撮影を慣行。ふるさと納税を活用し、1億6千万円の資金調達に成功。商店街の再開発事業「KARAE」を建設し、唐津に22年ぶりとなる映画館「シアター・エンヤ」を開館、その後も唐津初の国際映画祭の開催を実現する。現在市議会議員も務める。